お客様宅訪問 ご馳走お呼ばれ日記

おいしいキッチンは二人の愛の巣
<鹿児島市・石崎さん> 2011年10月30日(日)

今年の春、結婚とほぼ同時に入居された石崎さんご夫妻。住まいも暮らしもぴっかぴかの新婚さんのお宅におじゃましました。

料理好きの奥さまが「作業台を大きくつくってもらいました」と話すキッチンを拝見すると、セミオープンのプランはいかにも使いやすそうです。シンクとIHクッキングヒーターの間には作業スペースが広く設けられ、背面の収納キャビネットの間にも大きな作業台があります。ひとつひとつ丁寧に買いそろえたことがうかがえるこだわりのキッチン道具と器の数々。キッチンの奥には勝手口があり、泥つき野菜の取り扱いも室内が汚れないように工夫されています。

ご主人も料理をされるんですか? と尋ねると、「たまに手伝いますけど、甘やかしてもらっています。奥さんがいないと何もできませんよ」と言いますが、料理をする奥さまをサポートして、手慣れた様子でつぎつぎと洗い物をこなし、パスタを茹で、野菜の水を切り、ぴったりの呼吸でキッチンの中を動き回っています。料理をいただく前から、早くも“ごちそうさま”の光景です。それにしても、通路も広めにしてあるので、キッチンに立つ奥さまの背後をご主人が行ったり来たりしても、スムーズに動けます。奥さまがひとりで台所に立つのではなく、ご主人もいっしょに楽しみながら料理や片づけができるようにというご要望を叶えたプランです。

石崎さんのお宅は、庭にもこだわりました。外壁に沿ってL型に設けられた庭には、四季折々の物語が楽しめる、さまざまな木と花がいっぱい植えられています。もともとは奥さまの趣味に合わせてつくりましたが、毎日の水やりはご主人の仕事になったのだとか。共働きのため、帰宅後に奥さまが夕食の仕度をする間に、1時間ほどかけてご主人が庭の世話をするのだそうです。自然に生えていたように計画した植栽は、一見すると人の手があまりかかっていないようですが、良く見ると、雑草がなかったり、コケが手入れされています。もともとは自分の趣味ではなかったのに、毎日の庭番を楽しむようになったご主人のことを話す奥さまの表情は、とてもうれしそうです。

この日ごちそうになったのは、野菜の甘味と肉のうまみがじっくり煮込まれたミートソースを山盛りに掛けたスパゲティ。お手製の玉ネギドレッシングでいただくサラダ。食後には、挽きたての豆をドリップしたコーヒー。
どれも、石崎家でしか味わえないホームレストランのおいしさでした。

「20年後にも良くなる家にしたいと思いました」と語るご主人。無垢のフローリング、シラスの塗り壁、丹誠を込めている庭。きっと、ますます良くなります。家だけでなくおいしい暮らしも、ずっと二人で築いていくに違いありません。かさねがさね、ごちそうさまの取材をさせていただき、ありがとうございました。