
「空に浮かぶ家」と聞いて「なるほど」と思わずうなずいてしまうような家。濱田邸は、静かな住宅地の一角、緑の美しい公園に面して建っている。家の一部がぽっこりと突き出したような形になっていて、まるで空に浮かんでいるよう。自由な発想から生まれたのびやかなデザインだ。突き出したように見えるのは、公園の景色が楽しめるように設計されたお風呂スペース。2階建てでありながら、内部を3層にした、スキップフロアというユニークな考え方で造られている。この家に住むのは、濱田真一さん・知美さんご夫妻と愛息・颯之介くんの三人家族。

ベガハウスの完成見学会はすべて行った、というお二人。そこで見ていいな、と思ったものはすべて自身の家の設計に反映していった。一方、希望をすべて盛り込んだプランの見積をとったら、当初の予算を越えて戸惑った、というエピソードも。「予算をオーバーしていたので一度は無理かなと思ったこともありました。でも、細かく見積もりをしてみたら、ベガハウスさんが頑張ってくれたこともあって、手の届く金額で希望が実現できたんです」と振り返る。「空に浮かぶ家」という愛称の由来にもなったスキップフロアも、濱田さんとベガハウスのコミュニケーションから生まれたアイデアの一つ。また、奥様がとても気に入っているのが、リビングの大きな窓。「この窓は、原崎さんの提案。毎朝開けるとき、光が入って気持ちがいいんです」とにっこり。窓からは、青い空に白い雲が流れる様子が見え、まるで一枚の絵のよう。室内を明るくするという機能性はもちろん、窓を通して、朝夕の空の色、季節で変わる自然の表情を感じることができる女性らしいアイデアだ。
家が完成したとき「自分の家なんだ」と強く感じたというご主人。家作りを考え始めてから3年。じっくりと時間をかけ、妥協せずに想いを形にしてきた充足感が、お二人の穏やかな表情ににじむ。一生に一度の家作りだからこそ、信頼できる住宅メーカーとよい関係を作り、想いを素直に伝え合って作り上げることが大切だと実感させられたお宅だった。