ハウスメーカー、工務店の営業は信頼できるの?見極めるための3つの質問

以前ブログ、『土地の“仲介手数料”や“登記費用”って何?お金のことは誰に相談すべき?』でも書いた、“信頼のおける相談しやすいパートナーを見つけること!”という話。これ、信頼の置けるパートナーを見つけるのも大変ですよね?

家づくりにおけるパートナーは、営業の方や設計士さんだったりすると思います。その方たちが、本当に信頼できるかどうか。判断するためにはいろいろな質問をしてみるといいと思います。

どんな質問をしたらいいのか?

どれだけ自分たちのことを思っているか?又は強い思いがあるか?などを知る質問はこちら

“これから案内していただくお家は自分たち家族にどういうところが合っていますか?”

この質問は、初めての打ち合わせでは使えません。自分たちの要望を話した後、モデルハウスや施主邸を案内してもらうときに使うキラーフレーズです!

これの答えで、しっかりと説明してくれるパートナーは信頼が置けると思いませんか?ここでしどろもどろだったり、ありきたりな答えしか返事がなかったら本気で考えているの??っと心配になりますよね・・・

他にもあります。・・・設計事務所や注文住宅の予算が気になっているとき。ズバリ聞いてみましょう。タイミングは、深く打ち合わせをする前が良いです。

“大体いくらぐらいですか?”

これは予算感をどう思っているのかを聞き出すときの質問。これに対して

A.はっきり「0,000万円」です、と答える担当者。
B.「まだ申し上げられません」と答える担当者。
どちらが信頼できると思いますか?

Aのはっきり言ってくれる方が信頼できると思った方、要注意!あなたの要望を聞いてもいないのに値段が言えるって、おかしくないですか?注文住宅なのに、です。

これからあなたが「夫婦二人が住むだけの小さな平屋がほしい」と言うかもしれないし、「ドックランができるくらい広い庭がほしい」と言うかもしれない。「2世帯住宅にして玄関は2つ、水回りも2つずつほしい」と言うことだってありえます。注文住宅ですからね。

それを、要望を聞く前に予算を言えてしまう担当者ということは、逆に言えば、“あなたの要望を聞く気がない”とも考えられます。

その点、「要望を伺っていないので、申し上げられません」と言う担当者は誠実だな、と思いませんか?これは私個人の感じ方かもしれませんが、要望を聞いていない時に金額を言うのは、「この程度の金額の家がお似合いですよ」と言っているのと同じくらい失礼なことだと思います。

家族に合わせた設計や、家づくりをしているところであれば、適当な金額は伝えられないはずです。

さて、次は家づくりのパートナーの本質を見極めることができる質問です。

“御社以外で家を建てるとしたらどこがいいですか?”

この質問で業界のことをしっかり研究、勉強できているか確認できます。それを持ってメリット・デメリットをしっかり話ができれば素晴らしいです。

当たり前ですが、自社の家がいいと思って営業や接客をしています。でも、一方で自社の家を客観的に見る視点も大切です。客観的な視点は、他の会社やメーカーがどのような家づくりをしているのか、日々観察してメリット・デメリットを把握することで磨かれます。

○自社の家の魅力と、向き不向き。
それに対しての、
○他社ならこんな特徴があって、〇〇な家を建てたい方に人気がある。
そんなことを説明できる担当者は、お客様のことをしっかり考えている証拠だと思います。

“最後に”

これらの質問は、ある程度経験のある営業の方や設計の方は、接客前に答え用意していることもあります。“応酬話法”といって、こう聞かれたらこう答えろ!みたいなシュミレーションを組んでいるのです。この特訓をされている会社さんもあるみたいです。

けれど、この方法にも限界がありますから、どんどん質問してみてください。「それはマニュアルにないよ」という焦りが、担当者の顔からにじみ出てきたら、そこからが本番です 笑

どの質問もそうですが、ありきたりな回答でなく、その人ならではの答えが返ってくると嬉しいですよね。

そんなパートナーと出会える質問を、ぜひ展示場や見学会でしてみましょう!

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