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工務店スタッフが影響を受けた建築バイブル本12冊【家づくりの参考に】

塚本靖己
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塚本靖己
ベガハウス広報担当です。社内の取り組み、家づくりのお役に立てるような情報などを公開していきます。 ツイッターにて“楽しく悩める”家づくりトピックを発信中。ウチの取り組みがどうこう・・ではなく!あくまで中立の立場で、家づくりの豆知識をお伝えします。私個人の好みはでます 笑 【上記ツイッターマークからフォローお願いします!】

家づくりを真剣に考えよう!そう思い立ったときに、「webではなくて、じっくり本を読みたいな」という方も多いのではないでしょうか?そんなとき、次にぶつかる壁が

「似たような本がたくさんあって、どれを読んだらいいのか分からない……」

というところだと思います。

そこでこの記事では、日々、家づくりに向き合う弊社スタッフが「影響を受けた・勉強になった」本=「建築バイブル」をご紹介します。きっとあなたの疑問に答える本が見つかるはずです。

1冊目:「高性能&デザイン&豊かな暮らし」の3拍子を実現しよう!

『あたらしい家づくりの教科書』

著/前 真之、岩前 篤、松尾 和也、今泉 太爾、森 みわ、竹内 昌義、伊礼 智、水上 修一、三浦 祐成
編/伊藤 菜衣子

「一番手はわたくし織田です。

おすすめ本は『あたらしい家づくりの教科書』ポイントは“あたらしい”です!

・一軒家は寒いよね。
・デザイン重視はかっこいいけど、快適さは二の次?
・高性能を重視したいから、かっこ良さは諦める?
・予算がないから高性能は諦める?

ひと昔前なら、そうだったかもです。でも今は諦める必要はないのです。というより、どちらも大切なんです!……という事がイラストや写真付きで分かりやすく書いてあります。

チャプターを紹介すると

CHAPTER1_高性能な家づくりに大切なこと

CHAPTER2_美しく、かっこいい家をつくろう

CHAPTER3_みんなが幸せになる家をつくろう

”美しい&高性能&豊かな暮らし”の3拍子揃った家づくりができるよ~という具合です。

デザインと技術が同じ方向を向いて、タッグを組んで取り組んできたからこそ、3拍子揃った家づくりができる時代になったんだろうと思います。良いデザインのために技術が進化する。進化した技術を使って新しいデザインが生まれる。昔からの手法を現代に採用する為にデザインと技術の両方が進化する。

デザインと技術が足並み揃えるって、ちょっと嬉しいなと思いながらいつも読んでます。皆さんも参考にして、3拍子揃った家づくりしましょう!」

2冊目:あなたに必要な“キッチン”はなんですか?

『暮らしを楽しむキッチンのつくり方』

著/阿部 勤、安立悦子

「毎日のことだから、心弾む場所がいいなぁ。食べることが好きな私は、ついつい台所が気になっちゃう。

家づくりを考えていると、こだわりたい場所もたくさんあると思いますが……

台所とその周りの関係性が分かりやすく解説されています。実際に住んでいる方々の暮らしぶりも踏まえて、いろいろな間取り、台所のバリエーションを紹介してくれている本です。使いやすい収納や高さなど、結構たくさん載っています!

暮らし方、使い方、敷地の場所、光、道具……。家をつくる人それぞれに、必要なキッチンは違うと思います。人が大勢集まるキッチンだったり、キッチンは隠したいタイプだったり。庭で育てた野菜をすぐ調理できる場所にしたい!だったり。

家族がずっと、使いながら育てていく場所だから、大切にしたいなと思います。そして、ぜひこの本のあとがきも読んでほしい。」

3冊目:“家相”、気にする派?気にしない派?

『家相の科学 -建築家が発見したその真理-』

著/清家清

「家づくりをしていると、「家相」という言葉を聞くことがあると思います。

そもそも家相とは、古代中国生まれた占いの一種。占いというと少し、怪しさがありますが、ただ、科学的に根拠のないことばかり言っているわけではありません。

ちゃんと建築計画学的、工学的な根拠も盛り込まれているのです!

また、家相は間取りだけではなく、環境、敷地、構造なども含めて、考えられたものです。

全ての項目を、現代の家づくりで反映するのは難しいと思いますが、家相の考え方を学ぶことで、より良い住み心地を探究できるのではないかと考えています!

本を読むことが少し苦手な私でも、楽しく、納得しながら読めた本なので、オススメさせていただきました!」

4冊目:ことばで紐解く、建築のあり方とは

『-建築家 吉村順三のことば100-建築は詩』

監修/永橋 爲成
編/吉村順三建築展実行委員会

「建築家の吉村順三が存命中に残した言葉をまとめた本です。

この本は、絵ではなく言葉で都市空間、建築空間、住宅空間の捉え方、考え方をまとめています。いい建築を造ろうと志す人ならば、かなりグッとくる言葉ばかりです。

目に見えているものだけでなく、その奥にある物事の考え方を教えてくれる本です。建物写真を見るのも飽きてきたな、という方におすすめです。」

5冊目:子を思う気持ちを、素材に込めて

『子どもに安心して住める家を残したい』

著/小林 康雄

「一生に一度の家づくり。あなたは何にこだわりますか?

土地?会社?値段?間取り?構造?性能?広さ?

できれば全部優れたのがいい!それが理想ではあるのですが、家づくりのタイミングやコスト面を考えても、なかなか現実的ではありませんよね……。

私は何か“特別な”こだわりを持つことをお薦めしています。それは良い家を建てるためでもありますが、家づくりを楽しくするためでもあります。

ちなみに私の特別なこだわりは素材。中でも、一般的に自然素材と呼ばれているものが好きです。すべてにおいていいわけではありません。お金がかかるし、経年変化も必ず伴います。

しかし、自然素材でできた家は居心地がいい。気分も良くなる。安心できる。

そんな自然素材の家をつくっている工務店の代表・小林 康雄さんが書いているのが『子どもに安心して住める家を残したい』です。

自然素材でできた家の良さを学べるのはもちろん、小林さん自身の自然素材へのこだわりに面白さを感じます。機械に頼って簡単にできるものではない、人の手の大切さ。その面白さを、この本を通じて感じていただきたいです。」

6冊目:基本を知ると、家づくりが楽しくなる!

『住まいの解剖図鑑-心地よい住宅を設計する仕組み-』

著/増田 奏

「私からのオススメは『住まいの解剖図鑑』です。

住宅設計を勉強し始めた学生や、実務を始めたばかりの若手、これからマイホームを建てようとする方など幅広い人たちに向けて、住まいづくりの基本を分かりやすく解説。住まいづくりの考え方から始まり、それぞれの部屋の作り方で気をつけておきたいことなどがイラストと共に説明されています。

「家の作り方はプロに任せておけば良いのでは?」

そう思われる方もいらっしゃるでしょう。もちろん、私達も最善を尽くします。ですが、これからご自宅を建てようとする方々も、住まいづくりの基本だけでも知っておいて損はありません。

普段の暮らしの中で心地良いな、これは使い勝手が良いなということに気づいたり、住まいへのいろいろな「ああしたい、こうしたい」を取捨選択する手助けになったりもします。」

7冊目:調べものラビリンスに迷い込んだあなたへ

『住まいの思考図鑑-豊かな暮らしと心地いい間取りの仕組み-』

著/佐川 旭

「あれも欲しいこれも欲しい
もっと欲しいもっともっと欲しい
あれもしたいこれもしたい
もっとしたいもっともっとしたい

と、家づくりを考え始めた際に、両手じゃ抱えきれない家族の夢があふれ出し、ブルーハーツになってしまう方は少なくないのではないでしょうか……。

あれもこれも、と理想は大きくなるばかり。でも、あれもこれもというのは、現実問題叶えられない……。

良いと思っていたけれど、色々調べていくうちにマイナスな面が見えてきて、、、でも、、やっぱりしたい……。プラスな面もあるのよっっっ、、、!でも、、、なんて、思考が

ぐるぐるぐるぐるぐるぐる。

ぐるぐるぐるぐるぐるぐる。

何がいいのかわからない!!あーーー疲れた。。。もうやーめたっ!

なんてなる前に、いや、なっている方にも、ぜひ読んでいただきたいのが『住まいの思考図鑑』です。

そもそも家ってなに?わたしにとっての心地よさ?暮らしに合うってどういうこと?

迷いに迷える思考をこの本を読んでリセットしてみませんか?イラストがたくさんで読みやすくわかりやすい、というのもオススメポイントです〇」

8冊目:建築について子ども向けに書かれた異色絵本

『-くうねるところにすむところ 01子どもたちに伝えたい家の本-家ってなんだろう』

著/益子 義弘

「私が紹介したい家づくりの本は、建築家の益子義弘さんが書いた『家ってなんだろう』です。

35冊ほどあるシリーズの1冊。このシリーズは、子どもの目線で家について書いてあります。なので、家づくりを考え始めた方や、子どもたちとお家についてお話をするときには、とても参考にあんる本(絵本)です。

本の中では、益子さん自身の家づくりや、住んだ経験などのお話も書いてありますので、経験談も非常に参考になります。

文字や絵でとても分かりやすくまとめられた本なので、お家のことを考え始めたばかりの方にオススメです。」

9冊目:作り手と住まい手で完成させる理想の住宅

『建築を気持ちで考える』

著/堀部 安嗣

「私自身も見返すことがある大切な1冊です。堀部安嗣氏は住宅や店舗などを中心に活動している建築家です。

設計をする上で堀部氏は何を大事にして、どう考えたのかという筋道が、この本には細かく書いてあります。住宅の設計で、どこが「勘所」なのか、そこを考えさせてくれる本です。

私たちも家づくりをするときには、「このご家族だったらこういう生活があるから、ここ重要だよね」という筋道を立てます。作り手と住まい手で話し合い、この筋道をしっかりと共有できたときには、お家づくりの8割が完了したといっても過言ではありません。

作り手と住まい手がONE TEAMとなれるような家づくりを目指して、私も努力を続けていきたいです。」

10冊目:知っていて損はない「よい住宅」の12箇条とは?

『住宅読本』

著/中村好文

「建築家の中村好文さんの著書『住宅読本』です。中村さんは建築家でありながらたくさんの本を書いているのですが、その中で私はこの1冊をオススメします。

“よい住宅”とは……中村さんが考える“よい住宅”の12の条件(風景・居心地・遊び心・手ざわり・あかり、などなど)について中村さんの実際の実例写真&かわいいイラストで分かりやすく説明しています。

家づくりをする上で間取りや設備、予算など考えることはたくさんありますが、それら以外に心に留めたい豊かな暮らしをつくる為の大事な条件が書かれています。

“住宅を考えるとは暮らしを考えること”と知っている人と知らない人の家づくりには大きく差が出るかもしれません。ぜひ、この1冊を手に取ってから家づくりを始めてみてくださいね。」

11冊目:日本の“美意識”から、家づくりを考える

『陰翳礼讃』

文/谷崎 潤一郎
写真/大川 裕弘

「私、日置からは『陰翳礼讃』をご紹介。読み方は『いんえいらいさん』。私の解釈は『影の良さを再び評価しよう』というところです。

初版が1933年(昭和8年)で、電気も住宅に普及していた時代。部屋全体を煌々と照らす照明(部屋の天井を見てください。皆さんがよく目にする天井についている照明です)は、部屋の隅々まで均一に照らされて快適です。しかし、影はどこにもありません。

江戸時代には、ろうそくなどを必要なところに必要な分だけ灯して生活していました。それは技術がなかったからだけでなく、ろうそくの揺らぎ、月のあかり、樹木の影、障子の影などに風流を見出していたから。日本人が古来から大切にしてきたものです。

この『陰翳礼讃』は、いろいろな形で出版されていますが、私は2018年に出版された『陰翳礼讃ビジュアル本』を推します。綺麗な写真がたくさん入っていますので、楽しく読み進められると思います。

日本の美意識を再認識すると、家づくりの取り組みかたも、変わってくるかもしれませんね。」

12冊目:家づくりへの熱量を取り戻したいなら……

『普通の住宅、普通の別荘』

著/中村好文

「僕が家づくり、設計、ものづくりを『生業にしていこう』と思ったきっかけがこの本です。

いつでも建築は好きでした。学校の設計課題も好きでした。でも、その設計課題はどこか空虚でした。そんな学生だった僕の、頭の隅っこにぼんやりとあった「建築を仕事にするんだろうな」という思いを『これだよ、これ!これしかない!』と、ど真ん中に呼び出してもらった。

そしてそれ以降、この本の作者である中村好文さんに魅せられて、中村好文さんに弟子入りしたくて、好文さんの建築を見に行ってはその場所で手紙を書き、しつこいくらいに手紙を書き、あるときは千葉の美術館の窓際で、あるときは奈良のレストランのテーブルで、またあるときは長野で、京都で、静岡で、東京で、愛媛で、全国津々浦々、好文さんの建築の情報が入れば、その場所を訪れて手紙をせっせとしたためました。

それだけの行動を起こさせる魅力が、この本にはあります。家や暮らしの味わい方、楽しみ方が、いつ読んでも古びれず、好文さんの視点とユーモアで書かれていて、今でもこの本をぱらぱらと開けば、初めて手にしたときの

『これだよ、これ!これしかない!』

という気持ちに戻れます。どんな時代の人たち(好文さんの言葉を借りれば市井の人たち)も関心を持てる家のあれこれが描かれている、普遍的な本、僕からするとそんな本です。内容に関しては、ぜひ読んでみてください。

– 補足 –

この場は本の紹介なので、しつこい手紙がその後どうなったのか、顛末の気になる方がいらっしゃいましたら、どうぞ谷まで。」


……というわけで、正統派から変化球まで、スタッフによる建築バイブルの紹介でした!あなたの琴線に触れる本がありましたか?

家づくりは、「何から始めたらいいか分からない」という声がよく届きます。本は、その取っ掛かりとしてはとても参考になるかなと思います。

お読みになったら、ぜひご感想も聞かせてくださいね!

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