2019年 8月 の投稿一覧

スケッチが形に

スケッチ段階

スケッチ段階では打ち合わせ中で3月初旬に書いたもので、幾度かプランを練り直し最終形に近い段階で描いたものです。建て主にもイメージを共有する為です。

完成写真

本日、竣工写真撮りに行きました。こちらがその写真です。

スケッチから完成まで

スケッチを描くことはお客様にイメージしていただく事も、もちろんですが、自分自身、図面の中に入ってどのように見えるか検討する意味も合わせ持っております。よく見るとスケッチの段階ではキッチンがタイルなのが、その後の打ち合わせで黒いガルバリウムになっていたりと多少変化があります。スケッチをもとに議論ができるので良いのではないでしょうか。今後はもう少し忠実なスケッチ描けるよう日々訓練したいと思います!

次回もお楽しみに

家事のコツを家づくりに活かす!時短家事を叶える家づくりアイデア特集【掃除編】

お待たせしました!「時短家事の家づくりアイデア」特集ですよ~。
(誰も待ってないですって?ですよね。でも、大丈夫です。私がブログの順番が回ってくるのを待っていましたので!笑)
さて、第一弾は「洗濯編」、第二弾は「料理編」と紹介してまいりました。
第三弾の今回は、毎日の快適な生活には欠かせない「掃除編」をお送りします。

掃除の時短って?

掃除の時短、それは「掃除のしやすさ」がとっても大事なポイントになります!
掃除がしにくいと掃除が億劫になってついつい後回しにしてしまいませんか?
掃除がしやすいと、きっと毎日の掃除も楽しくできるはず!
ということで、掃除のしやすいお家のアイデアをいくつかご紹介です。

浮かしテレビ台

まずはこちらです。

壁付けのテレビ台は、脚がなく、すっきり軽やかな印象になりますね。
そしてそして、なんといっても掃除がしやすくなります。

一本足のテーブル

続きまして、こちら。

造作の一本足のテーブルは障害物が少なく、掃除もしやすくなりますね。

造作壁付けベンチ

壁付けの造作ベンチ。足がないので見た目もすっきり、掃除機も人の手も入りやすいので、掃除が行き届きますね。

すいすいルンバ、ルンバブルハウス

さてさて、いきなりですが、ルンバやルーロなどのお掃除ロボット、愛用中もしくはこれから購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。人工知能搭載で家中どこもかしこもお掃除をしてくれるとっても優秀なお掃除ロボット達。
そんなお掃除ロボット達にも苦手な場所があるんです。その場所、それは一体どこでしょう?それは、、、家具の下です。。。
テーブルや椅子、ソファー、テレビ台などなどなど。どれもお家に必要な家具ですね。そして、その家具の下はホコリが溜まりやすい場所でもありますね。

これらの家具、あれ??あれれ?見覚えが!という方、しっかり読んでくださってありがとうございます!!!!
そう、今回ご紹介したお家づくりのアイデアは「ルンバブルハウス-ルンバが掃除しやすいお家」にもつながる大事なポイントでもありました。

ルンバのおうちも、ね。

アフター定期訪問「ベガイク」-木とともに暮らす-19.8.4

暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いてますね。夏の疲れ、お盆の休み疲れがでる時期です。皆さま、ご自愛ください。

さて、毎月第一日曜日はアフター定期訪問「ベガイク」の日。「ベガイク」は、8ヶ月おきにお施主様邸を拝見させていただいて、家の状態を確認したり、メンテナンス方法をお伝えしながら、ともに家を育てる、ベガハウスの活動です。今日の様子を少しだけご紹介します。

6年経っても綺麗なウッドデッキ

薩摩川内市K様邸にて。お引渡しから6年ほど経ったお宅ですが、とっても綺麗なウッドデッキでした!聞けば、昨日塗替えたばかりなんだとか。2〜3年おきにお手入れをしていただいているそうで、痛みもほとんど見られませんでした。

そんなK様のお悩みは、玄関でした。玄関には「ヒバ」という木材を使っています。赤みがかった茶色から、シルバーグレイへと変わっていく経年変化も楽しめる木材。この木材からヤニが出てくる、というご相談でした。

これはヒバならではの現象で、特別わるいことではありません(以前にご説明しておりましたので、すぐにご納得いただけました)。対処も簡単。ドラッグストアで手軽に買える「エタノール」を塗布して拭き取るだけで、ヤニはキレイに取れますよ。

鍵穴にカギが刺さらない・・?

続いて、いちき串木野市I様邸。鍵穴にカギが刺さりにくい、というご相談でした。さっそく、同行してもらっていた山口建装さんに見てもらうと・・。

鍵穴に灰やホコリが詰まっていました!これが原因だったようです。こうなると、市販のシリコンスプレーや潤滑剤ではどうにもなりません。8ヶ月おきの定期訪問で見つけることができてよかったです!

大きくなった植栽は

最後に薩摩川内市N様邸。

「枯れた枝の処理や、大きくなった植栽の剪定の仕方が分からない」

ということで、実際に作業しながらその方法をレクチャー。
途中、ご主人にも剪定ばさみを握っていただき、大きくなった紅葉を剪定していただきました。葉や枝が重なっている部分をカットしてスッキリさせたり、「どんな樹形に育ってほしいか」をイメージしながら、不要な枝をエイヤッ!と切ったり。

作業を終えると
「うんうん、かっこよくなったね」
とご満足いただけて、こちらも嬉しくなりました。

N様とはさらに、カーポートを設けたいということで打ち合わせを。お子様や奥様の自転車が増えたこともあり、「車と自転車を雨と日光から守るサイズ」というのがご要望。

玄関への動線
庭の位置
植栽の位置

などを考えて、ベストなサイズと配置を検討しました。

暮らしていく中で、家を建てるときには思っていなかった変化が起きて、ライフスタイルが変わるのはよくあること。新しい家族が増えたりはもちろん、自身も年齢を重ねる中で、生活に変化を求めるのは当然のことです。

そんな変化に寄り添って、新たな住まいのご提案ができること。私たちにとって、こんなにうれしいことはありません!N様のカーポート、形になるのが楽しみです!

木とともに暮らす

今回のベガイクでは、建材や植栽など、「木」に関するお悩みが多く見られました。木は自然素材ですから、経年変化によってトラブルが起こることもあります。そのかわり、増していくものもあります。それは、

「風合い」と「愛着」

です。
木は、住まい手の暮らしに合わせて変化します。一つとして、同じ変化をする木はありません。それは「暮らしの指紋」のようなものです。

木は、手間がかかります。でも、手間がかかる子ほどかわいい、と言いますよね?手間を掛けるほど、それに答えるように風合いを増す木は、とてもかわいく思えます。

変化と手間は、やがて愛着に変わります。愛着をもって、お家での暮らしぶりを話してくださるお施主さまと言葉を交わす度、「上質な木造住宅」をご提案してきてよかったな、と思うのです。

素材から家づくりを考えよう~天井編~

雨の日が多いと外に出る日が少なくなり、気分が落ち込んでしまう白澤です。 ですが、雨の日こそ家の中での暮らしを楽しいものにできればと、同時に思ったりします。

そのために、家の質感を良くすることはとても大事です。前回の壁選び、前々回の床選びに引き続き、今回は天井の素材の選び方を書いていきます。天井は、床や壁と比べてあまり重視されない方もいるのではないかと思うのですが、意図をもって設計することで、お部屋の雰囲気をより良いものにすることができます。

壁と同じ素材にする

壁面が漆喰で色が白の時、それに合わせて同じ素材を持ってくると、漆喰の白がより強調され、お部屋を広く感じることができます。それだけではなく、素材の統一感によりお部屋に綺麗な印象を与えることも可能です。

先ほどお部屋を広く感じさせることが可能と記載しましたが、逆も言えます。壁・天井共に木のボードで、ラワンのように濃い色にすると、お部屋がとても落ち着いたものになり、籠れる空間になります。基本は漆喰の白で空間を演出し、一部隣接する書斎などを木のボードで落ち着いた空間にすると、メリハリが生まれ暮らやすさが向上すると思います。

壁と違う素材にする

壁面が漆喰、それに対し木のボードを持ってくることもいいかなと思います。 異なる素材が組み合わされると、各々の素材が強調されます。組み合わせ方次第で、素材の質感を良く目立たせることができます。

個人的に上を見上げた時に、大好きな木が見えると少しニヤリとしてしまうことも。 といって壁も木、天井も木だとそう感じなかったりします。物の見え方ってこうした工夫で大きく変わってしまうのです。

番外:天井の使い方の工夫

ここでは天井の素材ではなく、ちょっとした工夫のお話を。照明に関することです。天井面が明るい色で、漆喰などのように光を反射しやすい素材の場合に限ることです、壁面などから天井を照らします。すると天井からの反射光が部屋全体を柔らかく照らし、均一にお部屋を明るくすることができるだけでなく、明かりの眩しさもなくすことができ、落ち着いた空間を作り出すことができます。

さらに、明かりを照らす天井に勾配があると、その角度が強調され、空間に広がりを与えることができます。勾配天井が照らされるととてもかっこいいですよ、ぜひそのような空間も体感してみてください。

今回は、簡潔に書きましたが、天井にも考える時間を設けて、意図する空間をより忠実に作り出すことができればと思います。

【知っ得】収納棚をDIYするときのポイント

収納作成前にすること

もうすぐお盆休みに入ります。社屋もぼちぼちお掃除を始めようかと思いまして、手始めに整理整頓で収納棚を作成することにしました。

もし収納棚などを自分達で作成しようと思っている方は、まったく同じになるとは思いませんが、よかったら参考にしてください。

先ずは、作成しようとしている場所をよく観察します。現状の壁や天井、床などがどういった状況になっているのかを頭に入れておきます。今回、私は下の写真の通路に、新たに収納棚をこしらえます。

次は、直したい物を観察。寸法の確認や形、そして、どんな用途として使用するのかも考えておくと後々が楽です。ちなみに今回は、見学会で展示したり、使用する物などを仮置きするための収納です。

展示物だったりするので、今後、形や大きさなどが変わる可能性もあります。なので方針としては、棚は可動棚に決めました。あとは、棚の奥行・幅、全体の高さなどを決めて、材料をカットしていきます。

作成中(木材加工場にて)

棚の枚数が多いため今回は、パネルソーで材料をカット!

パネルソーは、板材やべニアなどを直線切断するための機械ですが、材料をセットして操作ボタンを押すと自動的に鋸刃が降りてきて切断する仕組みになっているので、手作業に比べると時間短縮になります。ということでササっとカットカット!

丸ノコの使用の場合は、やり方が全然違うので、知りたい方はご相談ください。

全てのカットが終わったら箱を組み立てて壁に固定します。重い物も置いたりするので長いビスなどでしっかりと固定します。完了したら、ダボレールを固定。ちなみにダボレールは棚を設置するための支柱になります。

収納作成後に注意すること

レールにL型の金物を取付けていきますが、置く物の位置を決めてからL型の金物を取り付けます。そして、棚の幅をカットして棚板を置いていきます。あとは、物を収納して完了です。

無事完了!ですが最後に補足です。収納を作り終わった時に全部納まるのは当然ですが、収納の2割ぐらい余白ができると理想です。

なぜなら、収納場所に同じものがずっとないからです。収納するところは、配置が変わったり、直す物や形も変化します。

そういったことも考えて収納を作成すると失敗も少ないです。単純な収納作成ではありましたが、ぜひ参考にしてください。

夏季休業について

夏季休業について

平素よりベガハウスをご愛顧いただき、ありがとうございます。

さて、誠に勝手ながら、下記の日程において、弊社事務所を夏季休業とさせていただきます。

【休業日】2019年8月12日(月)~2019年8月17日(土)

ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。

休業中、お急ぎのご連絡につきましては、以下フリーダイヤルにてお受けいたします。

TEL:0120-931-665(ベガハウス緊急連絡ダイヤル)


ショーホーム「萌蘖」について

8/11(日)にオープンいたしますショーホーム「萌蘖」は、
夏季休業期間中もオープンしており、予約不要にてご見学いただけますが、
8/13(火)~8/15日(木)の三日間はお休みとさせていただきます。
何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。

https://www.vegahouse.biz/case/detail_showhome/
ショーホーム「萌蘖」について詳しくはこちらをご覧ください。

新社長就任のお知らせ

株式会社ベガハウスの会長及び社長就任をお知らせします。

令和元年8月1日付で、大迫学が株式会社ベガハウス代表取締役社長に就任し、併せて前社長 八幡秀樹が代表取締役会長に就任いたしました。

昭和61年設立の株式会社徳栄建設からスタートした弊社は、平成24年に株式会社ベガハウスと社名変更し、 デザイン性の高い木造住宅に特化しました。
平成28年には鹿児島市石谷町に木造の新社屋と宿泊施設「ベガ荘」を建設。そして令和元年となる今年、鹿児島の風土と日本文化の豊かさを発信する建築「萌蘖」を建設し、新たなスタートを切りました。

弊社は大迫学をトップとする新体制のもと、社員一同より一層の発展を目指してまいります。
今後とも、変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。