分電盤について

分電盤(ブレーカー)のしくみ

分電盤の中には、メインブレーカー、漏電ブレーカー、子ブレーカーなどがあり、電気容量のチェックや屋内配線の安全確保などの役目をしています。

分電盤

 

1. メインブレーカー

ご契約以上の電気が流れると自動的に電気が止まる仕組みになっています。
いくつかの電気器具を一度に使って頻繁に切れるようなら、ブレーカーの容量(ご契約量)を増やすことをおすすめします。詳しくはお近くの九州電力窓口へご相談ください。

※メインブレーカーのスイッチの色は、ご契約のアンペアにより異なります。

10A : 灰 / 15A : 赤 / 20A : 黄 / 30A : 緑 / 40A : 茶 / 50A : 青 / 60A : 白

2. 漏電ブレーカー (漏電遮断機)

漏電ブレーカーは、回路のどこかに漏電があると自動的に電気を止めます。
漏電ブレーカーが働いた場合は、下記の応急処置をしてすぐ電力会社へご連絡ください。

  1. 安全ブレーカーのスイッチをすべて切る。
  2. 電気器具、配線器具に人が触れていないか確認する。
  3. 漏電ブレーカーを入れる。
  4. 配線用遮断機をひとつづつ入れていく。
  5. 安全ブレーカーが再び切れたとき、その回路で漏電していることが分かる。
  6. 漏電している回路の安全ブレーカーのみを切り、漏電ブレーカーを入れる。

3. 安全ブレーカー (配線用遮断器)

分電盤から各部屋へ電気を送る分岐回路のそれぞれに取り付けられています。
(許容電流は一般的に20A)電気器具やコードの故障でショートしたときや、使いすぎて過電流が流れた場合に電気を自動的に遮断します。回路の設定を照明用・コンセント用に分けたり、クーラーなどの大型電気器具は専用回路にすることで、異常時の影響を少なくすることができます。

ベガ工房