ショーホーム くるみの家

古美の家 古くなって美しくなる、古美を味わう住まいとは。

時が経って、使い込んで、美しくなる。

多くの人工物は、新品のときがいちばん良くて、古くなるほど劣化します。
しかし、歴史的な建造物や使い込んだ職人の道具のように、時間の経過や使い込むことによって美しさを増していくものがあります。住まいや家具は、古くなるほど美しさを増し、愛着が深まっていってもらいたいものです。ベガハウスは、古くなってますます美しくなる、古美(ふるび)る家をつくりたいと考えています。

自然素材の力、手仕事の価値。

木や石は、風化によって風合いを深めます。風化は劣化とはちがいます。時を経た木の床は、浮づくりのように年輪が浮かびあがり、艶を増し、傷がついたとしてもそれは愛着が持てる暮らしの跡になります。
石の手水鉢は風雨にさらされて角がとれ、苔がむして自然との調和を深めます。自然素材が本来持っている特長を、できるだけ住まいに取り入れたつくりを心がけます。素材にこだわると同時に、職人がつく った道具は使えば使うほど手になじんで行くように、手仕事を大切して目に見えない部分まで丁寧なつくりを施し、住めば住むほどわが家が好きになっていく、そんな家づくりをやっていきます。

モダンデザインにも古美はある。

新しいものがモダンデザインではなく、無駄や無理を排し、使う人にとっての合理性と機能性を追求したものがモダンデザインです。古きをたずね新しきことを知る、温故知新の考え方や取り組み方からこそ生まれるものだとも言えます。古きものにしっかりと目を向け、本質を見定め、今の時代や暮らしに合ったものを生み出す。そうして生まれたものは、時代に流されることなく、時とともに成熟していくデザインです。本物同士であれば、そしてその人が好きだと思う気持ちで 選んだものであれば、古いものでもモダンなものでも、違和感なく調和が図れるものです。本当に良いもの、好きなものへのこだわりが、古美てなお良くなる家づくり、もの選びに通じると考えます。

日本古来の意匠と機能を生かし現代の素材と寸法でつくる障子戸。

古いものと新しいデザインが調和した畳リビング。

質実な素材と誠実なデザイン。街並みや自然に溶け込んで古美ていく住まいの外観。

いたわる、思いやる、大切にする暮らし。

古くなって味わいを深め、時が経つほど美しくなる住まいづくりは、丁寧な暮らしに育まれることがいちばんです。家族と自分を大切にする気持ち、ものをいたわる心、日々の暮らしや日常の時間に幸せを見いだす眼差し。身近なものごとに、きちんと目くばり心くばりができることがいちばん大切なことだと考えます。
完成してから始まる家づくりを、お客様といっしょに実践していく工務店でありたいと考えます。古くなってますます良くなっていく家を建て、アフター定期訪問やお客様とのさまざまな交流を通じて、古美る家を育てていくお手伝いをしていきます。

自然と調和して情趣を深めていく手水鉢。