防災対策:落雷

パソコンや電子機器に落雷対策を

最近の電子機器は落雷に弱い

電話機やインターネット機器など、電源線と回線など外部との接続が2つ以上あるものが、落雷被害を受けやすいとされています。また、高性能化&省電力化された電子機器は、高い電圧への抵抗力が弱く、これが原因で落雷での電子機器の被害は、急増しているといわれています。

自宅に落ちないで、間接的に被害を受ける場合が多い
自宅に落雷を受ける直撃雷よりも、数キロ先に落ちた雷が電線や配管などを通って自宅に侵入する誘導雷が、パソコン・電子機器・家電製品の基板や、電源部を破壊する被害がほとんどです。

建築法上、地上20m以上の建物には、避雷針(ひらいしん)を設置する義務がづけられていますが、避雷針は主に人身事故や火災防止が役割で、建物の中にある電子機器を守ることはできません。機器を保護するには避雷器(ひらいき)が必要になります。

避雷器を内蔵した電源タップを使用しましょう

避雷器とは、雷の被害から電気設備を守るためのものです。家庭用分電盤や、電話線、アンテナそれぞれに避雷器を設置するのが理想ですが、設置工事が必要になります。
簡単な対策として、タコ足延長コード等の電源タップに、避雷器や耐雷サージ機能が内蔵している製品が比較的安価で市販されています。家電量販店やネット通販で購入できます。
*もし、避雷器内蔵製品の準備なしに、雷が鳴り始めたらあらかじめ電子機器の電源コンセントを抜いておきましょう。

ベガ工房