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スキップフロア“10のメリット”間取りの工夫で狭小住宅に開放感を。

塚本靖己
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スキップフロアのメリット・デメリット
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塚本靖己
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2019年現在、設計手法のひとつとしてすっかり定着した感のあるスキップフロアですが、そもそも、家の中にスキップフロアを設ける意味って何でしょう?一体どんな効果が得られるのでしょうか?ここでは、今一度スキップフロアのメリット、そしてデメリットを復習してみたいと思います!

そもそもスキップフロアとは?

スキップフロアとは、フロアの高さを半階層ずらして、中階層をつくる間取りのこと。ただし、3段ほどの「小上がり」を設ける場合や、2階とほぼ高さが変わらない高さに設ける場合など、高さの設定は様々です。

1階と2階の間につくった場合は「中二階」、地下に下がった間取りの場合は「半地下」とも呼ばれます。

スキップフロアの特徴

○縦に空間を活用する

一般的な間取りが空間を平面的に捉えて空間を活用するのに対し、縦方向にも空間を有効に活用するのがスキップフロアの大きな特徴です。

つまり、通常は壁で部屋を仕切りますが、スキップフロアの場合は、段差によって“やんわり”と仕切ります。空間につながりを持たせたまま、もうひとつの空間をつくることができるのです。

○廊下を少なくし、部屋や収納スペースを増やす

通常は、部屋と部屋の間に廊下を挟みます。スキップフロアを設ける場合は段差によって間仕切りを行うため、廊下をつくる必要がありません。廊下をつくらずにすむということは、その分を部屋や収納スペースに回せるということです。

そのため、建築面積が限られる狭小住宅に有効的で、かなり重宝されています。

○空間が立体的になり、広く感じられる

空間を縦方向に活用し、廊下や壁で間仕切りを行わない。ということは、視線の“抜け”がとても良い、ということです。そのため、空間を広くみせられることも、スキップフロアの特徴と言えます。

縦方向に空間を有効活用すると、室内に立体感が生まれ、デザインに“動き”が生まれます。収納の位置や間取りの工夫に、“ワクワク”する間取り、というと分かりやすいかも知れません。

スキップフロア“10のメリット”

ここからは、スキップフロアのメリットをより具体的に見ていきましょう。

(1)遊び心ある空間に仕上がる

スキップフロアを採用すると、空間に遊び心をプラスすることができます。高低差があることを利用して、家の中に“隠れ家”的なスペースを作ることもできますし、書斎や作業部屋、子どものプレイルームなど活用法は様々です。

家を、寝食の単なる生活の場から、毎日を楽しく過ごすための活動の場へ、ステップアップすることができるのです。

(2)2階建てでも3層以上を確保できる

建物の高さが、法律により制限されている土地もありますが、そんな場合でも有効面積を増やす方法のひとつがスキップフロアです。2階建てが限界の高さ制限があっても、スキップフロアを活用すれば3層以上を確保できます。

また、壁や廊下で仕切らなくても空間を分けることができるので、デッドスペースを少なくし、無駄なく有効に使うことができます。

(3)視線の“抜け”が良く、部屋が広く見える

空間を平面だけでなく縦方向にも活用し、通常よりも壁や廊下が少ない間取りになるため、視線の“抜け”が良くなります。すると、実際の床面積より広く感じることができます。

(4)“やんわり”と空間を分けることで、家族のつながりを感じられる

LDKにスキップフロアを取り入れた場合を例に考えてみましょう。リビングから数段高い位置にキッチンを据えると、リビング全体をキッチンから見渡せ、子どもの様子を見ながら料理ができます。

また、子ども部屋をスキップフロアでリビングの延長線上に据えれば、リビングにいながら子どもの気配を常に感じられて安心です。

このように、空間を“やんわり”と分けることで、家族のつながりを感じられる間取りが実現できるのです。

(5)廊下の少ない間取りのプランが可能

廊下をつくらなくても部屋を分けられるのもメリットのひとつ。廊下に使っていたスペースは部屋や収納スペースに活用できるので、非常に無駄の少ないプランになります。

廊下がないことで、部屋と部屋を移動する物理的&精神的な距離も短くなり、使い勝手もアップします。

(6)天井の低い収納庫をつくる間取りが人気

固定資産税を抑えつつ、収納スペースを確保する工夫として、「天井高を1.4m以下に抑える」という方法があります。この方法だと延べ床面積に算入しなくても良くなるので、固定資産税が高くならない、というわけです(※お住まいの地域の自治体へ必ず確認してください)。

この天井高を抑えた収納は、階段下スペースを有効活用できるため、スキップフロアと相性抜群です。居住スペースを犠牲にしなくても収納を増やせるとあって、人気の高い間取りとなっています。

(7)シームレスな空間で、新しいコミュニケーションが生まれる

廊下を歩く、扉を開ける。部屋と部屋を移動するときのアクションがなくなると、想像以上に移動が楽で、開放的になります。部屋と部屋がシームレスにつながっていることで、家族同士で適度な距離感を保ちながら、「いつでも顔が見られる」「すぐに話ができる」という安心感も得られます。

また、スキップフロアによってできた段差は、階段として利用するだけでなく、腰掛けたり、読書したり。子どもにとっては上り下りそのものが遊びになりえます。間取りの工夫次第で、新しいコミュニケーションが生まれるはずです。

(8)風通しが良く、採光計画も立てやすい

部屋同士が壁で仕切られていないので、自然と風通しが良くなります。段差を上手に利用し、窓の位置に配慮することが必要になるため、検討中の担当者にきちんと相談するのがおすすめです。

(9)収納スペースを増やせる

(6)のような階段下スペースの有効活用など、収納スペースを無理なく増やすことができます。例えばリビング。リビングは生活の中心でありながら収納が不足しがち。隣接するダイニングやキッチンに小さな段差を設ければ、その段差の部分に引き出し式の収納を設けられます。

(10)高低差のある土地にマッチする

スキップフロアの間取りを考えるときは、平面だけでなく縦方向にも配慮が必要です。そのため、設計者は平面図+断面図で全体を捉えます。縦方向に変化の大きい間取りになりやすいため、土地自体に高低差がある場合にも柔軟に対応できます。

スキップフロアのデメリット

良いところばかりご紹介してきましたが、当然デメリットも存在します。最後に注意点を挙げていきます。

(1)平面図だけでは把握できない

スキップフロアは、半地下、1階、中二階、2階と縦に構造が重なるため、平面図だけでは空間が把握しづらいもの。もし、あなたが新築のプランの受けるときには、模型を作ってもらうことをおすすめします。

(2)建築コストが割高になりがち

通常の平屋や2階建てに比べて構造が複雑になるため、建築材料はもちろん、設計、施工などの建築コストがその分高くなりがちです(ハウスメーカー、工務店によって対応は異なります)。できるだけコストを抑えた家づくりを検討している場合には注意が必要です。

(3)生活音や匂いに要注意

本来部屋と部屋を間仕切りしている壁や廊下が少ないため、聞こえてほしくない生活音も共有してしまいます。例えば映画鑑賞や楽器演奏が趣味の場合、家族の生活を邪魔してしまうかも知れません。

また、キッチンで料理するときの匂いなども同様です。スキップフロアを検討する場合には、どの範囲までつながりのある空間にするかもポイントと言えるでしょう。

(4)バリアフリーにならない

段差を活用した間取りなので、当然ながらバリアフリーではありません。子育て中のご家族にとってはメリットのほうが目立ちますが、年配の方にとっては段差、というだけでデメリットになってしまいます。

2世帯住宅を検討中なら、段差部分に手すりを設けたり、車椅子でも生活できるフロアを生活の中心にするなど工夫が必要です。

(5)エレベーター設置が難しい

スキップフロアの間取りでは壁が少ないため、希望する位置にエレベーターが設置できない可能性があります。そのため、間取りのプランニングの段階で十分な検討が必要になります。検討真っ最中の方はご注意ください。


いかがでしたか?

モデルハウスや完成見学会などで、見る機会も多くなったスキップフロア。次に見学する機会があるときには、上に挙げたメリット・デメリットを参考に、使い勝手を確かめてくださいね。

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