アフター定期訪問「ベガイク」-家族とともに家も育つ-19.7.7

今日は七夕でしたね。

お施主さまの家を訪問したら七夕飾りがあって、「あぁそうか」と 笑。日々の忙しさにかまけて、季節の行事ごとを疎かにしている自分を反省。こんなところでも、お施主さまから教わることばかりです。

さて、毎月第一日曜日はアフター定期訪問「ベガイク」の日。「ベガイク」は、8ヶ月おきにお施主様邸を拝見させていただいて、家の状態を確認したり、メンテナンス方法をお伝えしながら、ともに家を育てる、ベガハウスの活動です。今日の様子を少しだけご紹介します。

大雨の影響、かと思いきや

石谷町H様邸にて。雨樋から雨水を流すパイプがバコーンと外れていました。もしや、先日の大雨の影響!?と思いましたが、「娘が手をかけたら外れちゃったみたい」とのこと。

こういう場合、火災保険を適用して直す、という方法もあります。あまり知られていませんが、こんなときにも火災保険が使える場合があるので、加入している保険会社に問い合わせてみるのも手です。

今回は、部材に破損もなかったのでその場で補修しました。

ふすまの滑りが悪いときには

石谷町K様邸にて。「ふすまを出すときに、1枚浮いてしまうのがあるんです」ということで確認してみると、ふすまの滑りが悪くて引き出すときにガタツキがあるようでした。

そんなときはコレ!「すべロウ」です!

「すべロウ」のロウはロウソクのロウ。これをふすまの溝にそって数回こするだけで、スルスルと滑るようになります!単純なアイテムですが、これは優れものですよ!

植栽が元気です

伊集院町H様邸にて。お住いになって5年目、植栽がとっても大きくなりました!「ここ2年くらいでグングン大きくなった」「お散歩されているご近所の方に、なんていう木ですか?って聞かれます 笑」と仰っていられました。

植栽は、お施主さまのものであり、家の前を行き交う人々の目を楽しませるものでもあります。周辺地域との融合や、コミュニケーションのきっかけにもなるものです。植栽を通してご近所との会話が生まれるなんて、とても素敵ですね!

「これからどんな風に育てていこうか」と、造園担当の廿枝とお話されていました。

木材に生えたカビを撃退

同じくH様邸。玄関の木製扉の枠に、黒カビが生えていました。そこでアフター担当の坂元が取り出したのがコレ!

業務用カビ取り剤「カビスケ」。業務用なので一般に販売されていませんが、塩素系カビ取り剤の強力版と思ってください。これを希釈して、カビの生えているところにスプレーでシュシュッとします。

数分放置して、見てみると・・・

どうでしょう?黒ずみが取れたのが分かりますか?

坂元、得意満面の笑顔です。

アリが家に侵入してきたら

この時期、草木も元気なら虫も元気です。伊集院町K様が悩まれていたのはアリでした。

サッシからアリが入って来るとのこと。それもそのはず。サッシには、溜まった水を排水する穴があいているんです。そこからアリが家に上がってくるんですね。

写真中央、ハーモニカみたいに並んでいる穴が排水のための穴です。アリ対策には「アリの巣コロリ」を利用することが多いと思いますが、この穴の近くに置くと効果的ですよ!

緑に溶け込む家

最後に伊集院町のU様邸。

お住いになって13年目になるお宅です。植栽が実に見事で、家と緑が完全に一体となった佇まいに癒やされます。「まるで軽井沢の別荘のようですね」とお声掛けすると、「緑には勝てないですよ」とお施主さまは笑いました。

長い年月を掛けて、家が緑に侵食され、周囲と調和していく。とても美しい経年変化を見ることができました。

家は、暮らしの中で育てていくもの。そんなことを再認識した一日になりました。

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