ベガ弁!- スタッフたちの弁当No.1争奪戦-20.07

2020年7月。コロナウイルスのクラスター発生に、連日の大雨による甚大な被害。鹿児島は厳しい状況に置かれ、気持ちが塞いでしまっている方も多いのではないでしょうか?

ですが、こんな状況のときほど、「ただただ笑える」「ただただ美味しい」「ただただ和む」、そんなエンタメに気持ちが落ち着くということ、ありますよね?

私は「ドキュメンタル」の過去回をシーズン1から見直して、「笑い」によって癒されています。「ベガ弁!」も読んでくださる方にとって、そんなコンテンツであればいいなと心から思います。

「ベガ弁!」とは

さ!前置きが長くなりましたが、今一度ベガ弁!の説明を。

月に一度、スタッフが弁当を持ち寄って、誰の弁当がNo.1かを競う、それが「ベガ弁!」です。毎月テーマを設けて、「テーマに合っているか」「彩りはきれいか」「栄養のバランスは」などの観点から総合No.1を決めます。

審査員は、現役ママでもある弊社のスーパーパート隊。“審査の後にはただただ焼け野原が広がるのみ”という辛口批評が信条です。

今回のテーマは「夏野菜」

ストレートに季節もののテーマです!やっぱりビビッドなカラーとか、常夏感というか、おっとっと夏だぜ!(古い)みたいな元気さが高評価に繋がる予感です。

お弁当発表!

さっそくお弁当を見ていきましょう。今回は15名がエントリー!そして今回からお弁当の作者本人にタイトルを付けてもらっています!

ディレクター清水
チキンスティックと夏野菜弁当

めちゃくちゃウサン臭い笑顔で登場したのはディレクター清水さん。お弁当は「チキンスティックと夏野菜弁当」です!

……ちなみにこれからご紹介するお弁当のタイトル、

「夏野菜」でトレンドワード入り狙っとるんか

っていうくらい頻出しますが、特に黒い繋がりとかありませんのであしからず。

で、清水さんのお弁当。2度の優勝経験を誇る、彼らしい安定感のある盛り付けですね。野菜たっぷりだけど食べ応えも忘れない、ナイスなバランス感覚。

アフター担当坂元
坂元農園の弁当

アフター担当の坂元さん、「お弁当を胸の前に」ってお願いしたら、なぜか肩も一緒に上がっちゃって。そして謎に爆笑してます……。読めない男です。

そしてお弁当は「坂元農園の弁当」の名の通り、トマト、きゅうり、ピーマン、ゴーヤ、しそ、バジルまで全て家庭菜園というから驚き!そして案外パスタ好きです。

広報・塚本
それでもまだまだおなかはぺっこぺこ弁当

3番手は私、広報・塚本!「それでもまだまだおなかはぺっこぺこ弁当」です。絵本の定番中の定番、はらぺこあおむしを、トマト、枝豆、しそで再現しました。そうです、

現役ママである審査員に、完全に合わせたのです!

卑怯ではありません、これが戦略というものだよ(にやり)

テクニカル白澤
夏野菜キーマカレーと夏野菜パスタ

テクニカル白澤さんはトマトのパスタにキーマカレーという夏らしい組み合わせ。食欲そそりますね!ただお弁当のタイトルに2回も夏野菜を使う必要があったのか?!疑問です。

ディレクター上大川
夏・夏・夏・夏・ココーナッツ的なテンション飯

キッシュをホールで持ってきたら弁当ではないっ!

……すみません取り乱しました。「カットして詰めてこいや」という熱いパトスがほとばしってしまいました。

お弁当のタイトルは石川優子とチャゲの名曲だそうですが、すんません、世代じゃないので分かりません(ももクロの歌?と思いました_爆)

プランナー長田
憧れの真夏のパンプキン姫

カボチャは弁当箱ではない!

……すんません取り乱しました。「なに我が子のようにカボチャ抱いてんだ」という怒りがイグニッションしてしまいました。

そしてタイトルが「憧れの真夏のパンプキン姫」……

は?

まぁでもうまそうです。ソソるはソソります。

設計・小斎平
夏はスタミナ ガパオライス

見て!LOOK!設計・小斎平さんの笑顔!

きゃわたん!

めっちゃめちゃ癒されます。スマホの壁紙にしようかしら。そしてお弁当に添えてあるミニトマトとウインナーのお花もかわいいー☆かわいすぎて腰が砕けそうです。

テクニカル日置
夏野菜ボリュームサンドウィッチ

テクニカル日置さんは

らしくない映え系サンドウィッチ!

彩りまでビシッと考えられていて美しい。そしてとってもボリューミーで、上大川さんの顔くらいある弁当箱なんですが、日置さんが持つとままごとセットにしか見えない……。比率がおかしくなるわ。

ディレクター榊原
夏野菜の揚げ浸し弁当-あとトマトハンバーグとたまごやき-

フレンチばりの長いタイトルはディレクター榊原さん。緑みの強い野菜が多くて涼やかですね〜。盛り付けもきれいだし、これは新人勢初の優勝を狙えるか?!

テクニカル田村
夏野菜マーボー

テクニカル田村くんは具材ゴロゴロ「夏野菜マーボー」。

なんか白飯の割合多くない?

というのが気になりますが、タイトルの書体込みでやる気、元気!が溢れるお弁当ですね!

経理・福迫さん
夏野菜よくばり弁当

そして、待ってましたの経理・福迫さんです!

品数豊富なメインのわっぱに、サラダとフルーツは別タッパーで。優しい家庭料理、そしてタッパーの明るい色!

福迫さんは僕の母なのでは?母でなかったとしても、物心つく前に世話してもらってたのでは?と思うくらい母性を感じすぎるお弁当。食べたい!

テクニカル桓元
俺のカレー

そんな福迫さんとはほぼ真逆の存在、テクニカル桓本さん。同い年で名前もニアミスで、息子の名前は全く同じというドッペルゲンガー的存在の彼は「俺のカレー」。

くっ!ソソるぜ!悔しいがうまそうだぜ!ツボをついてきやがる!

テクニカル石亀
夏野菜そうめんちゃんぷるーと夏野菜のゼリー寄せ

石亀さんがやってくれました!ゼリー寄せですってよ奥さん!(誰だ)写真では伝わりにくいですが、右側のお弁当は色とりどりの野菜をゼリーで閉じ込めてあるんです!

夏すぎるうえにお洒落すぎてコワイ!天は石亀さんに二物を与えたもうたか!

テクニカル植田
イカ好きのタコライス

なんでそんな顔やねん!

いつもは朗らか植田さん。「ガチンコファイトクラブ」にでもハマってるのでしょうか……。心配です。

お弁当はダジャレです。しかしパセリの森すぎてイカの生存確認できません!

テクニカル山野
夏野菜の麻婆豆腐

静かなるサイコパスこと山野くん。今回のお弁当もなんかちょっと……。

具が大きめの麻婆豆腐の中におにぎりドーーーーン!!……うーーーん。アリかナシかコワイで言ったらコワイ、かなぁ_笑

いざ審査!

さ!すべて出揃ったところで、まずは……

あ、そういえば、プランナー谷さん。いっつもお弁当じゃないものばかり作る変人ですが、今回は資格試験の追い込みのため欠席です。いちお、上の写真に顔を貼っておきますね。

気を取り直して社長賞発表です!

「これ!」

お、坂元さんですね。その心は?

「自家栽培というところで、他と差別化できてるところかな」

なるほど!食材のほとんどが自家製でしたもんね〜。

続きまして悪夢のスーパーパート隊審査……とここで赤崎さん登場!

僕もすっかり忘れてたのですが、

「3回優勝すると1回審査側に回れる」

というルールがあったそうです。ノリノリのダブルピース。ダブルピースの人を見たのは中学校の修学旅行以来です。

「お二人に負けないようぶった切りますよ!鬼滅!」

いや鬼はその二人だから。お手柔らかにね!

じっくり品定めをする御三方。聞き耳を立てる日置さん。今回気合入ってるから審査が気になる様子(じゃま)。

まずはファーストインプレッションで個人賞いきましょう!せーーーのっっ

ドン!

赤崎さん賞、Sさん賞は日置さん!

「紫キャベツとか彩りに気をつかってる」「フルーツまであって女子力高い」と高評価!

Oさん賞は塚本(イェイ)!

「シソの葉の上をあおむしが歩いてるアイデアが素敵!」ふふ、そうでしょう。

では、皆さんのお弁当の寸評と参りましょう。

「……お弁当以前の問題ですけど、“スティック”が“スティク”になってますね」

ぁぁあ、ねぇ。あれかな?カタカナにちょっと弱めの子なのかな?

「目がきたねぇ。」

ぐはぁ!気づかれたか!包丁で切り取ったら、それが限界なんすよ、ご勘弁を!

「包丁なんかでやってんすか!?こういう細かなチーズの加工は、爪楊枝でやるんすよ、つかもっさん」

爪楊枝!ふぇ〜そうなのか、勉強になります!

「このお花はとてもかわいいけど……」

「このシソの千切りかたはちょっと嫌かな〜」

ぐ、これは確かに擁護できない……。

「このパセリ、全部食べたんですかね?」

いや、脇に避けてたと思いますけど。

「それは!ちょっと良くないですね。こんなにいっぱい使うなら食べて欲しい」

飾りじゃないのよパセリはってことですね(ボソリ)

「は?」

いえ!なんでもありません!

「出た!ご飯とパスタの炭水化物オン炭水化物!」

「マーボーとポテサラは仕切りましょうか」

あ、そうすね。ま、でもそれくらいは……

「なんですか?」

(ビクッ)いえ!仕切るべきです!

「あ、ここ。真ん中にサランラップ見えちゃってる!」

「あと食べづらい!……ね?塚本さん」

は!食べづらいであります!

「このお弁当、よく見ると手が込んでますよね、卵焼きなんてこんなにキレイだし!」

「ほんとですね!でも私、パッと見て一番食べたい!って思ったのは……」

「これです!」

「分かるぅ〜!運動会のお弁当みたいで、母を感じるんですよね」

(おぉ、そこは同じ感想を持つんやな。)

「これでお肉が入ってたら決まりだったかも」

最終的に残ったのはこの3つ。審査が難航する中、ミスベガ弁が口火を切ります。

「あおむしは、あくまであおむしが主役で、べつに今回のテーマじゃなくてもいい気がするんです。テーマの“夏野菜”が主役で、しかも見た目にまで気を使えてるのはこれかなぁ」

「うん、そうですね!」

というわけで今回の総合優勝は……

……

……

……

バーーーーン!

おめでとう、日置さん初優勝ーーーー!

やったね日置さん!初優勝の勝因は?

「今まで散々ダメ出しくらってきましたからね_笑。それに負けずに、何度もトライしたことです!」

日置さんは弁当箱選びからダメ出しされてたもんね_笑

というわけで、記念すべき第10回大会優勝者は日置さんでしたー!

次回のテーマは「涼味」です。社内でこのテーマを発表したとき、誰かがボソリと呟きました。

「そうめんしか思いつかない……」

全くその通り!笑。そうめんカブりが乱発しないよう気を付けましょう!

では、次回もお楽しみにー☆

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