雨の日が多いと外に出る日が少なくなり、気分が落ち込んでしまう白澤です。 ですが、雨の日こそ家の中での暮らしを楽しいものにできればと、同時に思ったりします。
そのために、家の質感を良くすることはとても大事です。前回の壁選び、前々回の床選びに引き続き、今回は天井の素材の選び方を書いていきます。天井は、床や壁と比べてあまり重視されない方もいるのではないかと思うのですが、意図をもって設計することで、お部屋の雰囲気をより良いものにすることができます。
壁と同じ素材にする
壁面が漆喰で色が白の時、それに合わせて同じ素材を持ってくると、漆喰の白がより強調され、お部屋を広く感じることができます。それだけではなく、素材の統一感によりお部屋に綺麗な印象を与えることも可能です。
先ほどお部屋を広く感じさせることが可能と記載しましたが、逆も言えます。壁・天井共に木のボードで、ラワンのように濃い色にすると、お部屋がとても落ち着いたものになり、籠れる空間になります。基本は漆喰の白で空間を演出し、一部隣接する書斎などを木のボードで落ち着いた空間にすると、メリハリが生まれ暮らやすさが向上すると思います。
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