住まいの手引き

庇(ひさし)は建築面積に含まれる!?意外と知らない庇のデザインや機能性について

庇のデザインや機能性

庇、読み方分かりますか?ひさし、と読みます。家づくりを考えるときに、庇の重要度ってあなたにとって何番目でしょう?・・・はい、そうですね、ほとんどの人にとって、何番目かも分からないくらい重要度低めの庇。けれど建物にとって庇の持つ役割はとっても重要!そして、知らずにいると損をする建築のルールも存在します。今回は、知っておくと得しかしない庇のお話です。

庇(ひさし)と軒(のき)は別物です。

庇は、窓や玄関扉などの開口部の上に取り付けられる、小さな屋根のようなイメージです。「それって軒(のき)じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんね。軒は、屋根が外壁の外まで伸びた“屋根の一部”です。一方、開口部の上の“外壁”から伸びているのが庇。

梅雨や秋雨など、季節の変わり目に雨の多い日本では、古くから取り入れられてきた建築様式の一つです。その特徴について、まずは機能性から紐解いてみましょう!

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リビングの床材から考える、十人十色のくつろぎ方

(鹿児島で約400棟の実績をもつ工務店「ベガハウス」のブログです)

家の中で、くつろぐ場所といえばどこでしょう?やはり、リビングですよね(書斎やトイレ、車の中とかもいいですよね。ですが今回はリビングの話がしたいんです!)。

家の快適性、とくにリビングでのリラックスタイムは大事にしたいところ。そんなとき、見落としがちなのが「床材」です。足、ときには体も触れるので、床材の質感、素材感は実は大切なんですよ。

そんなわけで今回は、リビングの床材のお話です。

リビングの役割

珈琲とお菓子で至福のひととき

リビング、日本語ですと居間ですね。お家の中で家族の中心となる、くつろぎ空間のことです。家族のコミュニケーションの場にもなるリビング、お家の中でも特に重要な空間の一つですね。

とはいえども、リビングでの過ごし方は人それぞれ。家族それぞれ。

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【間取りの実例あり】スキップフロアのメリット・デメリットとは?

近年、設計手法のひとつとして定着しているスキップフロア。子育て世代などの若い世代を中心に、立体的で遊び心のある自由な空間が、実用性も兼ね備えていると人気を集めています。今回は、あらためてスキップフロアのメリット・デメリットを解説。間取りの実例もご紹介します!

「スキップフロア」とは?

スキップフロアとは、壁やドアなとの仕切りではなく、段差を利用して空間をつくる間取りのこと。フロアの高さを半階層ずらして中間層をつくったり、3段ほどの「小上がり」として設けたり、2階ほどの高さに設けたりと、高さについてはさまざまあります。

ちなみに、1階と2階の間につくった場合は「中二階」、地下に下がった間取りの場合は「半地下」とも呼ばれます。

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キッチンはガス派?IH派?

コンロはガスにするか、IHにするか問題・・・

先々週、久しぶりに見学会待機をしました。
家づくり真っ最中のご家族とお話するのは楽しいですね。
こんばんは、織田です。

ベガハウスの見学会には、現在打合せ中のお客様もよくいらっしゃいます。
これから打合せに入るお客様から、キッチンのご案内をしている時にこんな質問がありました。

「ガスとIH、どっちが良いんですか?」

どっちかな~?

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