2019年 4月 の投稿一覧

外を愉しむ暮らし

外での過ごし方 ヨーロッパ

先日長期のお休みをいただいて新婚旅行へいってきました!

特に面白いエピソードは何もないんですが

帰りの便で僕のスーツケースだけが勝手に一人旅して、手元に戻ってきたのは

3日後・・・(ロストバゲージ・・・)

さて話は変わり

旅行先ヨーロッパはバルセロナ(スペイン)、ローマ(イタリア)、パリ(フランス)へ行きました。

バルセロナ

バルセロナは年中過ごしやすい気候

マンションなどのテラスにはテーブル、椅子を出したり観葉植物などを出し

外に自分たちの庭を造り空間を作っているように見えます。

”アントニ・ガウディ”の建築をパシャパシャと

未完の教会”サクラダ・ファミリア”ももちろん見に行きました!

新婚旅行なのか勉強しに来てる人なのかわからない位

メモと写真とりましたよ。(笑)

なるほどって思ったことがここで一つ

ヨーロッパは地上階が0階 2階が1階と記されていることがほとんど

というのも1階(ファーストクラス)日本でいう2階が特別だからです。

これは住居の一部だったところ 2階の部分は他の階に比べて豪華な作りに

通りから見ると建物がギシギシに建っていますが

建物の奥はドーナッツ状に開かれた中庭があり

そこに出入りできるのは2階の住民だけ

2階の住民だけがで入りできる中庭(ここは一般公開されてました)
建物と中庭のわかりやすい関係 ドーナッツ状の建物群がこんなに!

通りを歩いているとこんな建物群だと気づくことできない!

(帰ってGoogle mapをみて驚きました)

ローマ

ローマの街並み スペイン広場より

ローマの外部空間はとにかく広場!道の先には広場そして遺跡!

ローマは遺跡であふれていて建物より城壁(だったもの)が残っていたりと

言い方は悪いですが古いものが中途半端に残っています・・・(笑)

というのも古い城壁などは石組で頑丈に作られているため壊す方が大変だとか

なので交通に必要な部分だけ壊して他はそのまま

だから遺跡が残っているそうです

でも文化的に価値のあるものをしっかり後世に残そうとする文化は

日本より長けてるように感じました。

パンテオン 2000年近く残されている神殿

パリ

パリにて テラス席は満席だけど店内の席はガラガラ・・・

パリといえばカフェ!

実際に言って驚きましたがとにかくカフェの数が多い!

そしてテラス席を選ぶ人がとにかく多い!

というのもフランス人は太陽を浴びるのが好きだからだそう

席は自分で選ぶスタイルで通りに建っているギャルソンと呼ばれる店員さんに

食事を注文したりします。担当でなかったら

”無視”っていうこともあるみたいですよ!(笑)

ベガハウスの外部空間

2018年ショーホーム”わおんの家”

ヨーロッパの都市のような密集地が少ない鹿児島

自由に植栽を配置することができるのはベガハウスならでは

密集地の場合はインナーテラスを使いプライベートを確保

下荒田のスキップフロア

日本の外部空間は外を眺めることに特化していると思います。

慈光院(奈良)

おわりに

ヨーロッパで見てきたような外での愉しみ方は日本でも広まっていて

眺める、愉しむこの2つが合わさり、バランスの取れた外部空間が

これからの日本の外の愉しみ方だと思いました。

お気に入りの居場所

柔らかな陽が差すリビング

窓から暖かな陽光が差し込むカーペット敷きのリビング。

リビングの床は一段下がっていて

ゆったりとしたソファに身をあずけて陽光にまどろむ。

リビングとつながるロフト

吹き抜けを介してリビングとつながるロフト。

家族の気配を感じつつ、ちょっとした籠もり感も。

子どもにとっては格好の遊び場。

ロフトにあがる途中の踊り場

1帖程の踊り場も遊び場に。

幼い頃わざわざ狭いスペースに物を持ち込んで

きょうだいで遊んだことを思い出す。

ひとつながりの空間にいろんな居場所。

ゆるやかにつながる家族の時間。

「あのー、坪数ってどのくらいがベストですか?」

2019年ショーホーム【丘のいえ】

・とあるご夫婦のお悩み

つい先日、見学会にとあるご夫婦がいらっしゃいました。お話をさせていただくとご夫婦には少しお悩みがあるようでした。ご夫婦いわく、

お家づくりをはじめて三か月。真剣にお家づくりを始めてみようといろいろなお家を見始めたけれど、ここで一つ問題発生。

「そもそもどのくらいの広さのお家がいいのかな!?」

「お庭もどのくらい必要なの!?」

と。確かに。難しいお悩みです。

というのも広さや空間を言葉で表現するのは難しい。そして、必要な坪数はそれぞれのお客様でも異なる問題。そして、もう土地は購入しているという方も

「60坪の土地を購入したけど平屋は建てられるの?」

「30坪の土地だけどお家建てられる?」

「そもそも坪数がわかっても広いのか狭いのかもわからない」

というお客様もいらっしゃいます。

・そもそも一坪ってどのくらい?

一坪は畳で換算すると二畳分です。㎝で表すと182㎝×91㎝で表されます。数字だけでは正直わかりづらいですが、大人の男性二人並んで寝転がったくらいだと思ってください(さらにわかりづらいかな?)

2010年ショーホーム【胡座の家】

・ベストな坪数の見つけ方

その答えはただ一つ。

「少しづつ空間を体感して体で覚えていただく!!」

これが一番の早道かと考えています。百聞は一見に如かずと言いますが、まさに空間や広さは実際に体感しなければ感覚として身につきません。 建物に関しても土地に関しても同じです。

実際に見学会にいらした際はその空間がどのくらいの広さあるか尋ねてください。これはどの会社さんに行かれてもされた方がいいと思います。

2011年ショーホーム【みちくさの家】

・あれ。ベガハウスの床面積って小さい。。。?

ベガハウスの昨年の平均的な延べ床面積は20坪~30坪でした。これを聞いたお客様は驚かれます。

「ここのお家、それぐらいの坪数しか無いんですね!?」

と。よく言われます。ただしこの言葉の後には多くの方が続けてこう仰います。

「でも十分かもしれないね。」

「でもなんでこんなに広く感じるの?」

そうです。ただ坪数だけの空間を考えると狭く感じますが、吹き抜けやロフトなど空間にメリハリをつけることでより広く感じるのです。そして、坪数が小さいのは、一つの用途だけで使用する部分を極力つくらないようにしているからです。

ここまで説明してきましたが、言葉で説明するのは難しい。だからこそ体感してほしいのです。GW期間中は私も「丘のいえ」に立っているのでぜひお気軽に声をかけてください。

2018年ショーホーム【わおんの家】

落ち着く場所。玄関横の小さな庭

鹿児島の春は短く、あっという間に初夏がやって来ます。

・・・と言っても、今年の気候は全国的に例年と違うようですね。

春が来た!と思った矢先に、極寒の冬の天候になったり

真夏日が続いたり・・・

皆様 体調管理にくれぐれもお気を付け下さい。

玄関横の窓から見える庭の手水鉢。

今日も天気が良く外の日差しは明るく眩いですが

ここは常に陰となりながら

日常で落ち着きを感じさせてくれる場所です。

花ブロックも外から部屋の中が見えにくく

程よい抜け感が狭さや威圧感を和らげてくれますね。

新建(シンケン)ハウジング主催/伊礼イズム体感ツアーレポート

去る4月17日、新建(シンケン)ハウジング主催による「伊礼イズム体感ツアー」で、全国各地の工務店・設計事務所17社と、建築家・伊礼智さんが来社されました。今回は、そのツアーの様子をレポートいたします。

はて?新建ハウジングってなに?

新しく建てると書いて、シンケンと読みます。鹿児島で家づくり界隈でいうと、“シンケンスタイル”さんを思い浮かべる方も多いと思いますが、あちらとは全く別の、新聞社です。新建ハウジングは、長野県に本社のある新建新聞社が発行する住宅・不動産情報に特化した専門誌で、特に「地域のつくり手」にフォーカスした内容が充実しています。

へー、・・・伊礼イズムって?

伊礼智さんは、“住宅建築家”。つまり、一般住宅を主戦場とする建築家です。伊礼智設計室の代表で現在60歳。エコビルド賞を受賞した「9坪の家」、「町角の家」をはじめ、著名な建築を多数発表しています。ご著書もたくさんあるので、これから家づくりを考える方は覚えておいて損はないお名前ですよ。

ベガハウスも伊礼さんには大変お世話になっていて、かれこれ10年近いお付き合いになります。

伊礼イズム体感ツアー(4月17日-18日)概要

3回に分けて開催される今回のツアー。第1回となる今回は、1日目にベガハウス、2日目にシンケンスタイルさんを回って、それぞれの建築事例などを見るようです。・・・シンケンさんがどんなツアー内容だったのか、とっても気になるところです・・・ブツブツ。

4月17日のツアー内容をご紹介します。

「よそはよそ!うちはうち!」と子どもの頃によく怒られましたよね。気を取り直して、弊社で行ったツアー内容をご紹介します。

12:30-「下荒田のスキップフロア」見学

まずご案内したのは、弊社の建築事例「下荒田のスキップフロア」です。すでに引渡済みのお宅ですが、施主様のご厚意で見学させていただけることに。30人以上が大挙して押し寄せたので、びっくりされたことと思います 汗。

おかげさまで、狭小地でも豊かに暮らせるスキップフロアの設計手法を見ていただけました。

見学された方からも「細部まで仕上がりがきれい。やはりこういうところが大事ですよね」と嬉しい言葉をいただきました。

ちなみに、スキップフロアについてまとめた記事もありますのでご参考までに。

敷地面積、延べ床面積どちらも約27坪。各フロアを6段の階段でつないでいて、下から順に

洗面所→ダイニング→リビング→書斎→子ども部屋

の5層構造になっています。

狭小地&住宅街では植栽を楽しむことが難しくなります。このお宅では各階を貫く背の高い樹木を敷地内に植えて、かつ格子を上手に利用することで、外部からの視線を交わしつつ、緑を楽しむ工夫を施しました。

14:00-本社社屋&ベガ荘見学

つづいて、場所を鹿児島市石谷町に移しまして、本社社屋と、本社敷地内にあるベガ荘の見学です。

まずはベガ荘から。

ベガ荘は、ゲストをもてなしたり、インターンシップの学生が宿泊したりする、ベガハウスの“離れ”のような、“ゲストハウス”のような、そんな建物です。

「ベガ荘」詳細

https://www.vegahouse.biz/case/detail_vegasou.html

グループでの食事にピッタリの造作のソファベンチとテーブル。

桜島溶岩を使った土間仕上げなど、延床面積約17坪でも開放的で過ごしやすい工夫を見ていただきました。

次は社屋。

2階の事務所では、見学の皆さんへサプライズを用意!

事務所の特徴でもある大型黒板に、吉村順三さんの作品「吉村山荘」の主要図面を描きました(伊礼さんは、シンプルを追求した住宅建築の大家である吉村順三さんの流れを汲む方なのです)。弊社の若手中心に仕上げたこの黒板。伊礼さんにも喜んでいただけました。

※伊礼智さんのfacebookより

サプライズと言えばもう一つ。

見学の方へ会社案内の小さな資料を用意したのですが、実はこれ1枚の紙でできていて、裏面には

※伊礼智さんのfacebookより

見学に来ている皆さん一人ひとりへのメッセージを書いていました!この隠しメッセージ、書いている最中は「気づかれなかったらどうしよう?」とヒヤヒヤしていましたが、見ていただけて良かったです 笑

その他、造作建具や家具を作成する木材加工場、実寸のモックアップを使って設計検討をする工程を体験いただいたりして、大工と共に家づくりを行う弊社のスタイルをご説明しました。

一通り見ていただいたらコーヒーブレーク。

普段は家具の搬入用に使っている、通称「パン号」を移動販売車に見立てて、春空の下コーヒーをお出ししました!

鹿児島の伝統菓子・あく巻きに、伝統料理さつま揚げを添えて。

一息ついたら、次は座学です!

15:00-伊礼智さんによる講話(設計の標準化について)

座学、前半は伊礼さんが長年取り組まれている“設計の標準化”についてのお話です。標準化と聞くと、マニュアル化のようで響きが悪いですが、料理人における“下ごしらえ”のようなもの、とご説明されていました。

どんな料理も、下ごしらえがしっかりしていなければ、美味しくはならないですよね?素材によって最適な下ごしらえの仕方が違って、その一つひとつをルールとして徹底する。それが“設計の標準化”なんです。

伊礼さんのこれまでのお仕事の中で、この“設計の標準化”にいかに取り組まれてきたか。具体的な建築事例と共にご説明いただきました。詳しいお話は、その場に居合わせた人だけの特権ですので伏せますが、とても勉強になるお話をコンパクトにまとめていただきました。

16:00-伊礼さん&八幡(弊社代表)&三浦さん(新建ハウジング代表)によるトークセッション

後半は、弊社代表の八幡と、新建ハウジング代表取締役社長の三浦さんも加わりトークセッションに。三浦さんにファシリテーターになってもらい、

・ベガハウスの概要と現在に至るまでの経緯

・伊礼さんと八幡の出会い

・伊礼さんから見たベガハウスの印象

などの話を引き出していただきました。

ベガハウスの今後の展開についても話がありましたが、これはまたしっかりとお話できるときに改めて・・・!

そんなわけで、「伊礼イズム体感ツアー」1日目は終了~!

全国から17社参加、総勢30名以上の来客。しっかりとおもてなしできるかな?満足いただけるかな?という不安の中、嵐のように過ぎ去った1日でした。

現場からは以上です~。


【「丘のいえ」見学ご予約はこちらから】
ベガハウス・ショーホーム2019「丘のいえ@西陵」好評公開中です。下記リンクよりご予約ください。平日は予約制、土日祝日は予約なしで見学できます。
※ご予約は希望日の前日までにお願いします。

丘のいえバナー

家具のワークショップ。リ・デザイン

大事な家具

今回は、お施主様の大事に使われてきた屋久杉の座卓を新居に合うようにリ・デザインすることが一つ課題となっております。
表面が樹脂で固められており、少し和風なイメージが強過ぎます。
近くで見ると細かく荒々しい木目が何とも美しいです。

リ・デザインとは

リ・デザインはいろいろな解釈があるそうですが、今回はもともと製品として作られた無垢材の座卓をオリジナル家具に転用して、同じ用途の座卓でもデザインを再検討し新しいものに作り変えようとなりました。

家具デザイナー村澤氏とも検討

まずどのようにリ・デザインしていくか現物を見ながら、いつも我々の良き先生であります、家具デザイナー村澤氏との検討から始めます。

塗装の具合、木材の乾燥度合い、耳付きの天板だったのですが、よく見ると自然の耳付き木材でなく、人工的に作られた木材と推測。
まず検討しやすいように板材にすることに。

工房で実践しながらのワークショップ

ベガハウスには社屋裏にトクエイという工房を構えておりまして、ワークショップ時に決めたことを、その場で工場長が作業してくれます。

手を加えていく

塗装を剥がし、足を取り、耳を落とし立派な板状の材料になりました。

今回のワークショップではここまで、
次回はこの材料をどのように手を加えて新しいものに仕上げていくか検討していく予定です。
まだまだ検討最中ですので完成を楽しみに!

暮らしとひかり

こんにちは。最近は日が長くなり明るい時間が長く続くようになってきたので、時間が増えたような気がして少しうれしい高木です。ちょうど現在ワークショップで照明について考えていることもあり、きょうは暮らしとひかりについて少しお話します。

ひかりには人間がつくった人工的な光と自然光と呼ばれる太陽や月の光の2種類があります。

ある本に「地球のリズムと体のリズムを考えたくらしとあかり」

昔は太陽とともにおきて日が沈んだら眠りにつくという自然に沿ったリズムで生活していたが、今の人たちは、仕事や、照明の発達などで遅くまで起きていることが可能になり、地球のリズムに反るような生活をしている。

体のリズムを回復させながら地球のリズムと一緒になって生きるあかりを考えると、とてもゆったりとした豊かな気持ちになるのではないか。

っというようなことが書かれていました。

明るい光が好き。少し暗い光が好き。白い光が好き。オレンジの光が好き。

好みは人それぞれだと思いますが、自分にとって本当に居心地が良くて自然に沿った光って何なのか考えながら、暮らしの中にひかりをとりいれると、もっとゆったりと暮らせるのかもしれません。

足場解体というお披露目

足場解体というお披露目

こんにちは、植田です。

花見シーズンも終わり本格的な春になってきましたね。今年は夏蔭城でお花見ができました。こんな良い場所を7年間も知らなかったのが残念です。

市内で工事をしておりました現場が、ようやく足場解体を迎えられました。
近隣の方々にとっては、これからこの家が普段見る景観の一部。
お披露目といっても過言ではない!

小屋裏には室内温度を一様に保つパッシブエアコンも搭載し、
質実剛健な住宅。
長さ3.3メートルある大開口の木製サッシと高窓は景色と光を取り込んでくれます。

来週に迫る外構工事。
また一段とこの住宅が生き生きと見えてきそうです。


リビングの床材から考える、十人十色のくつろぎ方

(鹿児島で約400棟の実績をもつ工務店「ベガハウス」のブログです)

家の中で、くつろぐ場所といえばどこでしょう?やはり、リビングですよね(書斎やトイレ、車の中というお父さんもいるかもですね、お察しします……)。

家の快適性、とくにリビングでのリラックスタイムは大事にしたいところ。そんなとき、見落としがちなのが「床材」です。足、ときには体も触れるので、床材の質感、素材感は実は大切なんですよ。

そんなわけで今回は、リビングの床材のお話です。

そもそもリビングってなぁに?

珈琲とお菓子で至福のひととき

リビング、日本語ですと居間ですね。お家の中で家族の中心となる、くつろぎ空間のことです。家族のコミュニケーションの場にもなるリビング、お家の中でも特に重要な空間の一つですね。

とはいえども、リビングでの過ごし方は人それぞれ。家族それぞれ。

タタミのリビングとタタミに合う造作ソファー

ソファーでごろごろ?
床でごろごろ?
本を読む?
テレビをみる?
映画をみる?
音楽をきく?
はたまた奏でる?
ミシンする?
ゆったりティータイム?
なにもせずぼーっとする?

ん~~~~。どれも幸せ。

でも、リビングで何をしたいかによって、リビングの“つくり”を変えてみる、これ、今日のポイントです!

リビングの床材、なににする?

さてさて、リビングとひと言でいっても、いろいろなリビングがありますね~。今回は、「おしゃれは足元から」という言葉にあやかりまして、お家も足元から考えてみましょ~~。

代表的な床材は、この3つでしょうか。

  • フローリング
  • カーペット

それでは順番にご紹介ですよ~。

木の質感が優しいね、フローリング

まずは、フローリングです。ここでは、無垢の床材をご紹介です~。

リビングの床材を、他の空間と同じ板の材料にすることで、空間がさらにつながってみえるので、広々感を味わえちゃいますね☆

「リビングはここからここまでよ!」といったような明確な境界線もなくなるので、自由なレイアウトが楽しめちゃうのも、、またニクいっす。笑

ラグを敷いたり、ゴザを敷いたり、木の床そのものを楽しんだり!季節によって敷物を変えるのも楽しいですね。

ですので、模様替えがお好きな方にはオススメですよ~〇

い草の香りが優しいね、タタミ

続きまして~!リビングにタタミという選択はいかがでしょう~?

椅子に座ってゆったりもいいけれど、床でごろごろもいいですよねぇ~。ソファに座らずに、ソファを背もたれにして床に座っちゃうっていう人、いません?(私です 笑)

そんなときには、リビングにタタミ、オススメです〇

気兼ねなく、床でごろごろできちゃうタタミのリビング、い草の香りにも癒されますよ~。

リビングがタタミだと、客間としても使えたり??

小上がりのタタミリビング

また、間取りにもよりますが、小上がりのタタミリビングもいいですよ~。小上がり部分が腰かけスペースに変身!!人の居場所が増えますね☆

フラットな床続きのタタミリビングの場合は掃除もしやすく、ラグのようにほどよく空間を仕切れますね♪

ここで一つ注意点です!タタミは、表替えができるものであれば表替えを、表替えができないもの(ヘリのないものはできないことが多いです)はタタミの交換を、10年くらいを目安に、視野に入れておく必要があります。

実際のお客様で、お子様が小さいうちは、タタミの上にラグをしいて痛まないようにされている方もいますよ~!

全てのものには一長一短あります。メリットデメリット、どちらも考えたうえで選ぶことが大事ですね!

ふわふわが優しいね、カーペット

桜島と鹿児島市内を見渡すカーペットのリビング

最後は!敷き込みのウール100%のカーペットです。

ふわっふわっでこれがとっても気持ちがいいんです。カーペットって、、冬はいいかもしれないけど、、ねぇ、夏は、ねぇ、、、

って声が聞こえてきたような、、、。

っと!なんの心配もいりませんよ!!ウール100%なら夏でもサラサラ気持ちいいんです。冬はもちろんあったかぬくぬくです。

ウール100%なら油分を含むので、汚れもつきにくく安心ですよ。

ただ、いくらふわふわきもちいいとは言えども、そこは個人差がありますよね。独特な触り心地でもあるので、苦手な方は苦手かも?

個人的にはとっても好きです。

こんなカーペットコーナーもありますよ~。音楽コーナーです↓↓

ふわふわ音楽コーナー

写真にはうつっていませんが、ここはピアノが来る予定。椅子を引くときに、カーペットなら床を傷つける心配もありませんね。

まとめ:リビングの床材、迷いますね……

と、大きくわけて三つのリビングのおすすめをご紹介しました。

フローリング、タタミ、カーペット、それぞれにメリット・デメリットあります。悩むところですが、何を大事にしたいか、どんな暮らしがしたいか、どうくつろぎたいか。

そこを考えてリビングをどんな空間にしていくか、わくわくが膨らみますね☆悩める楽しみを大いに満喫しながら、床材選びを楽しんでください。

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テクニカルの宿題

スタッフブログでたびたび登場するスケッチ
テクニカルは毎朝、自分が担当しているお家のスケッチを描いています。
空間を全体的に把握するために・・・細かい納まりを検討するために・・・
目的は様々ですが、スケッチを描くことで、より良いアイデアが生まれたり、お施主様とイメージを共有したり、検討から打ち合わせまで、幅広く活躍します。

テクニカルは朝スケッチを描いたら、写真を撮って、スタッフ全員が共有しているグループチャットにデータでアップします。


アップされたスケッチに、大迫や担当プランナーがより良い提案や注意点を書き加えてチェックバック

写真をアップしてからチェックバックまで、全てデータ上でやり取りをしています。

Apple Pencil 万歳

もちろん、個別で直接相談しますが、データで共有されているので、ほかのテクニカルの様々な案を確認することができます。
自分の中にアイデアを蓄積して、様々なご提案をしていきたいと思います。

【間取りの実例あり】スキップフロアのメリット・デメリットとは?

近年、設計手法のひとつとして定着しているスキップフロア。子育て世代などの若い世代を中心に、立体的で遊び心のある自由な空間が、実用性も兼ね備えていると人気を集めています。今回は、あらためてスキップフロアのメリット・デメリットを解説。間取りの実例もご紹介します!

「スキップフロア」とは?

スキップフロアとは、壁やドアなとの仕切りではなく、段差を利用して空間をつくる間取りのこと。フロアの高さを半階層ずらして中間層をつくったり、3段ほどの「小上がり」として設けたり、2階ほどの高さに設けたりと、高さについてはさまざまあります。

ちなみに、1階と2階の間につくった場合は「中二階」、地下に下がった間取りの場合は「半地下」とも呼ばれます。

スキップフロアのある住宅の間取りの特長とは?

○空間を縦に活用できる

一般的な間取りが空間を平面的にとらえて活用するのに対し、縦方向にも空間を有効に活用するのがスキップフロアのある住宅の特長。スキップフロアの場合は、部屋を壁で仕切ることなく、段差によって“やんわり”と仕切ります。ひとつの空間でありながら、もうひとつの空間が設けられるのです。

○廊下が減り、部屋や収納スペースが増える

多くの場合、部屋と部屋の間には廊下を挟みます。けれども、スキップフロアを設ける場合は、段差によって空間を間地切るため、廊下をつくる必要がありません。廊下をつくらないということは、その分を部屋や収納スペースに回せるということ。リビングを広々とさせたり、収納を充実させたりできるので、建築面積が限られている狭小住宅で多く採用されています。

○空間が立体的になって広く感じられる

空間を縦方向に活用し、壁や窓で間仕切りをしないということは、視線の「抜け」がよく、広がりが感じられます。そうして空間を広くみせられることもスキップフロアの特長と言えます。

さらに、縦方向に空間を有効活用すると、室内に立体感が生まれ、デザインに「動き」ができます。スキップフロアのある間取りの表現としてよく使われるのが“遊び心のある間取り”、“ワクワクする間取り”というもの。スキップフロアを含む間取りや収納の位置は、そうした表現がぴったりの空間です。

「スキップフロア」の実例からみる10のメリット

ここからは、スキップフロアのメリットを具体的にご紹介します。

(1)遊び心のある空間に仕上がる

スキップフロアを採用すると、空間に遊び心がプラスされます。高低差があるスペースは、家の中に“隠れ家”や“秘密基地”のような場所になることも。スキップフロアの活用法としては、書斎や作業部屋、子どものプレイルームなど、さまざまです。

家の機能として、寝食するための生活の場から、毎日をより楽しく過ごすための活動の場へステップアップできるのがスキップフロアの魅力のひとつです。

(2)2階建て住宅でも3層以上が確保できる

建物の高さが法律によって制限されている土地だったりする場合も、有効面積を増やすことができる方法のひとつがスキップフロア。例えば、2階建てが限界の高さ制限があっても、スキップフロアを活用すれば、問題なく3層以上を確保することができます。

また、壁や廊下で空間を仕切らないということは、デッドスペースを減らすということ。空間を無駄なく使えるのは大きなメリットと言えるでしょう。

(3)視線の“抜け”て部屋が広く見える

空間を平面だけでなく縦方向にも活用するスキップフロアは、通常よりも壁や廊下が少ない間取りになるので、視線の“抜け”がよくなります。この抜け感こそが、実際の床面積より視覚的に広く感じられる理由です。

(4)家族のつながりが感じられる家

例えば、LDKにスキップフロアを採用した場合、リビングから数段高い位置にキッチンを据えると、リビング全体をキッチンから見渡すことができます。そうすると子どもの様子を見ながら料理ができます。

また、子ども部屋をスキップフロアにしてリビングの延長上に配置すれば、リビングに居ながら常に子どもの気配を感じられて安心。子どもも親の存在を感じながら過ごすことができるのも、子育てするうえでメリットと言えるでしょう。

スキップフロアは、“やんわり”と空間を分けることができるので、家族のつながりを感じられる間取りが叶います。

(5)廊下の少ない間取りプランが可能

廊下をつくらなくても部屋を分けられるのもメリットのひとつ。廊下の分のスペースを部屋や収納に活用できるので、空間を有効に使うことができる、とても無駄の少ないプランになります。

なお、廊下がないということは、必然的に部屋と部屋を移動する生活動線が短くなります。使い勝手がアップするのもうれしいポイントです。

(6)天井の低い収納庫と相性抜群

固定資産税を抑えつつ、収納スペースを確保する工夫として、「天井高を1.4m以下に抑える」という方法があるのをご存知ですか? この方法だと延べ床面積を算入しなくても良くなるので、固定資産税が高くならない、というわけです。(※新築を建てる場合は、地域の自治体へ必ず確認してください)

この天井高を抑えた収納は、階段下のスペースを有効に活用できるため、スキップフロアとの相性が抜群。居住スペースを減らさずに収納を増やせるので、人気の高い間取りです。

(7)シームレスな空間で新たなコミュニケーションが生まれる

廊下を歩く、扉を開け閉めするなど、部屋と部屋を移動するときのアクションがなくなると、想像以上に快適です。移動も楽になりますし、開放的になります。さらに、部屋がシームレスにつながっていることで、家族同士が適度な距離感を保ちながら、「いつでも顔が見られる」「すぐに話ができる」という安心感も得られます。

また、スキップフロアによってできた段差は、階段として利用するのみならず、ちょっとしたときに腰掛けたり、読書をしたり、実はかなり有効に活用できます。子どもにとっては上り下りそのものが遊びになったり、遊びのポイントになったりするでしょう。空間に新しい動きをもたらずスキップフロアがあれば、間取りの工夫次第で新しいコミュニケーションが生まれるはずです。

(8)明るく風通しの良い家にしやすい

部屋同士が壁で仕切られていないので、自然と風通しが良くなります。さらに、段差を上手に利用すれば、外からの目線を気にして窓を設置しなくてもいいので、採光がしやすく明るい部屋にすることができます。窓の配置については、プロのアドバイスを参考にするのがいいかと思いますので、きちんと担当者に相談しましょう。

(9)収納スペースを増やせる

(6)のような階段下のスペースの有効活用など、収納スペースを無理なく増やせるのもスキップフロアのメリットです。例えば、リビングは生活の中心でありながら収納が不足しがちな場所ですが、隣接するダイニングなどに小さなスキップフロアを設ければ、その段差の部分に引き出し式の収納を設けることができます。

(10)高低差のある土地にも柔軟に対応可能

スキップフロアのある住宅の間取りを考えるときには、平面だけでなく縦方向にも配慮が必要です。そのため設計者は、平面図+断面図で全体を捉えます。縦方向の変化の大きい間取りは、土地自体に高低差がある場合にも柔軟に対応できるのがメリット。斜面の上に家を建築するときに、勾配によって生まれる床面の高さの差を、スキップフロアをつくることによって解消することもあります。

スキップフロアのデメリットとは?

良いところをご紹介してきましたが、当然デメリットもあります。メリットを十分に活かすために注意点を確認しておきましょう。

(1)平面図だけではイメージしにくい

スキップフロアは、半地下、1階、中二階、2階と縦に構造が重なります。そのため、平面図だけでは空間が把握しづらいものです。工務店やハウスメーカーから新築のプランを受けるときには、模型をつくってもらい立体的に空間を把握できるようにするのがおすすめです。

(2)建築コストが割高になりがち

通常の平屋住宅や二階建て住宅に比べて、スキップフロアのある住宅は構造が複雑になるので、建築材料や設計、施工などの建築コストがその分高くなりがちに。(工務店やハウスメーカーによって対応は異なるため要確認)。できるだけコストを抑えた家づくりを検討している場合には、注意したいところです。

(3)生活音や匂いに要注意

部屋と部屋を間仕切りしている壁や廊下が少ないため、聞こえて欲しくない生活音までも共有してしまうのはデメリットと言えます。例えば、楽器演奏や映画鑑賞が趣味の場合、家族の生活の邪魔になってしまうかもしれません。

部屋と部屋を間仕切りしている壁や廊下が少ないため、聞こえて欲しくない生活音までも共有してしまうのはデメリットと言えます。例えば、楽器演奏や映画鑑賞が趣味の場合、家族の生活の邪魔になってしまうかもしれません。

また、キッチンで料理をするときの匂いなども同様。気にならない人もいるかもしれませんが、家族に気になる人がいないかは確認しておきたいものです。スキップフロアを検討するときは、どの範囲までつながりのある空間にするかが快適な暮らしのポイントになると言えるでしょう。

(4)バリアフリーにならない

段差を活用した間取りなので、当然ながらバリアフリーではありません。子育て世代の暮らしにはメリットのほうが目立ちますが、シニア世代にとっては段差があるというのはデメリットになってしまいます。

二世帯住宅を考えているなら、併せて段差の手すりを設置したり、車椅子でも生活できるフロアをつくったりする工夫が必要です。

(5)エレベーター設置が難しい

スキップフロアの間取りでは壁が少ないため、希望する位置にエレベーターを設置できない可能性も。エレベーターの設置を希望している場合は、間取りのプランニングの段階で十分な検討が必要になります。どうぞご注意ください。


ここまでスキップフロアのメリット・デメリットについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

モデルハウスや完成見学会などで見る機会が多くなったスキップフロアですが、次に見学する機会がありましたら、メリット・デメリットを参考に使い勝手を確かめてくださいね。

「新建築 住宅特集」2019年4月号掲載のお知らせ

「ベガ荘」と「わおんの家」と「みちくさの家」が
6ページにわたり「新建築 住宅特集2019年4月号」に掲載されました。
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『新建築 住宅特集』とは(公式webより抜粋)
1985年5月季刊誌として創刊。1986年5月より月刊誌。毎号10数件の新しい住宅を、建築としての切り口、住まい方への提案、技術的側面などから美しい写真と詳細な図面で紹介、解説します。創刊以来の住宅設計者、建築設計者向けの専門書という側面を貫きながら、読者の方々の幅広い興味に応えられる誌面を目指しています。暮らしというソフトを包み込む建築として、「住宅」で展開されるさまざまな価値を、分かりやすく伝えていきます。

https://shinkenchiku.online/product-cat/jutakutokushu/

”特集記事
チーム力で生産性と質を上げる
大工と開発し施工するベガハウスの取り組み”

昨年のショーホームだった「わおんの家」
以下の実例集から詳細をご覧いただけます。

実例集「わおんの家」
https://www.vegahouse.biz/case/detail_waon.html

「みちくさの家」以下の実例集から詳細をご覧いただけます。

実例集「みちくさの家」
https://www.vegahouse.biz/case/detail_hachi.html

「ベガ荘」以下の実例集から詳細をご覧いただけます。

実例集「ベガ荘」
https://www.vegahouse.biz/case/detail_vegasou.html

「ベガ荘」現在も月一回程開放日を設けていますので、この機会にぜひ実物をご覧ください。